こんにちは。
10歳(小5)、6歳(小1)、4歳の男子3兄弟に夫とほぼ男子校な日々を綴っているポンコツ母さん、tomekkoです。
コロナも落ち着いてきてマスクからの解放という話もある中、すっかり描けていなかったマスク源氏を急いで描いておかねば(笑)
今回は夕霧。
元服した時、帝の子である光源氏と左大臣家の娘である正室、葵の上の嫡子にも関わらず六位という屈辱的な官位を与えられてショックを受ける夕霧をマスクで(マスクで)表しました。
六位の色と言われる浅葱色…
何ですが、今浅葱色といえば新撰組の羽織として有名な水色っぽいものを思い浮かべますよね?
でも、源氏物語に出てくる衣装の色を研究している方の本で再現された色を見てびっくり!!
これは紙面を撮ってるので実際とは少し色味の見え方は違うけど、これに少し緑味を足したような、思ってたんと全然違う色でした。
浅葱色は、漢字の通りねぎの若い芽を模した色で、でもなかなか当時緑を出すのが難しかったみたいですね。
だからかベージュというかちょっと枯れ草っぽい色味…
ただイメージと違いすぎたので、やや若草色っぽい色にしておきましたー。
参考にしているのはこちら
この辞典、最初電子書籍で買ったけど結局じっくり紙で見たくて実物買い直しました(笑)
オタクはやっぱり紙の本が好き…
源氏物語をマスクで考えるの楽しすぎるからマスク時代が終わる前にもっと描いておきたかった…
過去のマスク源氏シリーズ一覧はこちらから
着物と日本服飾史のことばかり呟いてるオタクアカウントも登場。
きものとでは今は服飾史を楽しく知ってもらえるコラムを連載中です。
きものと連載『のんびり楽しむイラスト服飾史』
服飾史、と聞くと堅苦しく感じる方もいるかもしれませんが、世界と比べてもちょっと独特で面白い、日本ならではの美意識や『なんでそうなった!?』とちょっと驚くようなファッションの進化について、イラストを交えて解説(というほどのものでもない)しています。
今回は『おしゃれは誰のもの?』
前回の後ろ姿への価値観は何が軸になっているのか?を考えると、気づいたのは「他者の視線」
日本ならではのちょっと変わったおしゃれの基準、そして現代のおしゃれの楽しみ方との比較をしています。
個人的には絽の透け感を頑張って描いたから見てほしいです!!
記事はこちらからご覧ください。
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人の着物見るの好きすぎて卒園式のママ友たちをスケッチさせてもろた。
春ときたら秋
夏はお気に入りの浴衣を独特の愛で方してます。
洋装ミックスならデニム着物がチャレンジしやすい
<お知らせ>
ウーマンエキサイト『夫婦・子育ていまむかし』
現代の日本社会では当たり前になっている価値観、概念…
それ、昔の日本の方が進んでたかも…?
子育てやジェンダー、夫婦観など、身近なところから歴史を垣間見るシリーズです。
第二回は『ハダカは恥ずかしい?』
歴史を遡ると「恥ずかしい」部分って今とは違っていたみたい。
そんな事実を知りながら、「他者とのちがいを受け入れる」ことを学びたい。
公家のたぬ君が恥ずかしいのは…?
『ワーママたちのRe:START』(完結)
5月25日に最終話となる15話『社会を耕す』が公開されました。
後日談というか、15年後、彼らの子どもたちが将来を考える頃を描いてみました。
未来を予測して描くって難しいですね(笑)
でも、大きくガラッと変わっているというより少しずつ可能性や選択肢を広げている状態なんだろうなぁと思っています。
介護などまだまだこの先も社会の課題となっていることはあるけれど、性別や年齢、国籍に関わらずどんな人でもライフステージを変更したり、キャリアを作り直したりすることが当たり前にできる世の中で合ってほしいなと思います。
そんな思いを込めて描いてきました。
ここまでお読みいただいた皆さま、ありがとうございました!!
15話はこちら
登場人物とストーリーはこちら
今回浴衣の着付けや帯結びのイラストを描いているので、夏に向けてぜひ参考にしてみてください〜!
できるだけイラストでも分かりやすいように工夫して描いたつもりです。
こんな感じ。
親子で浴衣でお出かけ!も今年は実現できそうですね♪
長男は4歳〜、次男は0歳〜の育児絵日記をまとめた著書です。
飛んで火に入る (モーニング KC) [ tomekko ]
コミックDAYSで1話ごとでもお読みいただけます。
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