こんにちは。
10歳(小5)、6歳(小1)、4歳の男子3兄弟に夫とほぼ男子校な日々を綴っているポンコツ母さん、tomekkoです。
コメントやメッセージなどいただいたりして心配して下さったり共感していただいたり、嬉しかったです。
特別なにがあったというわけでもないのに心の低気圧というか、なんかありますよね、時々。
でも自分の状態を描き出してみたら、やっぱりスッキリしました。
のんびりしようと決めたら急に、あ、もっと描きたいなというモチベーションが湧いてきたり、へそまがりですね笑
しばらく波あるとは思いますが、インプットとアウトプットをバランス取りながら描きたいと思えるときに描いていきますね〜。
で、早速時差になってしまうけど、終戦記念日の日にあった出来事を。
ワタシの母方の祖母は、子どもたちにとって今や唯一の3世代上の親戚で、超レアキャラ。
この15日で94歳になったのですが、どんどん少なくなっている戦争経験者。
それもはっきり記憶に残る年齢での経験者なんです。
横浜の都会で育った今でいうなら花も綻ぶ女子高生が疎開先の山奥でぼろぼろになりながら迎えた17歳の誕生日。それが終戦の日だったそうです。
思い出したくなくても8月の青空を見ると記憶が蘇って自然と涙が出てしまう。
電話口で声を詰まらせる祖母の言葉に、長男はじっと耳を傾けていました。
文字多くてごめんなさい。読みにくいね。
もう10年以上?終戦記念日の戦争特集減りましたよねー。
NHKでさえかなり番組自体減ったり短くなったような。
ワタシたちの幼い頃は毎年一日中と言っても過言ではないほど、8月15日は戦争の番組ばかりやってませんでした?
毎年ほたるの墓も流していて見るのが本当に辛かったし、当時健在だった祖母が戦争のことを思い出すのを嫌がって嫌がって終戦の日は家族全体が重暗い雰囲気になっていたなぁ、とか。
それに、終戦の日に限らずまだ私がこどもだった頃は満州から戻った戦争孤児の方が身寄りを探す番組も定期的に放送していたのを覚えています。
思えば『ほたるの墓』は今の長男ぐらいのお兄ちゃんと、三男ぐらいの妹なんだな…と思うとそれだけで胸がギューっとなるし
物語の中では悪役というか酷い人のような見え方になっている親戚のおばさん(2人が世話になるけど出ていくことになる家の奥さん)も、今子どもを育てる身になってみると純粋に憎むこともできなかったりして。
自分の子を生き延びさせるのに必死な状態で、どこまでよその子にも手を差し伸べることができるだろう?
戦争って、命や生活はもちろんのこと、人としての親切心や美徳までも奪ってしまうものなんだと思う。
そんな話を長男にしました。
長男も唯一の戦争体験の生の声を聞いて、急に戦争を身近なものとして認識したようでした。
そして…
繊細ボーイ長男、話を聞いただけで怖くなってしまったそうです。
一時的にはお風呂やトイレ、廊下に出ることも怖く感じてしまってちょっとまだ話すのが早かったかな、とも思ったんですが…
なぜか、長男の強い意志でこのことは描いて欲しいと言われました。
戦争の怖さはきちんと伝えた方がいい。
戦争を怖い、嫌だと思っている子どもの気持ちもちゃんと伝えてほしい。
ということだったみたいです。
最後のセリフは、後々になって深いな…と思いました。
戦争は無知が生み出すもの。
正しく知ること、考える力、想像する力、暴力に訴えずに解決する努力。
学歴や偏差値という意味とはちょっと違うけど、学ぶことって平和のために本当に大切なんですよね。
今回は夫とオトウトズが帰省中だったので長男とじっくり話す時間が取れたけど、家族でも年1でいいからこういう話題でしっかり知る、話し合うような時間を持ちたいなぁ。
そんなことを、つくづく思った祖母の誕生日であり終戦記念日、でした。
ロシアウクライナ問題から戦争について家族と考えた話はAERA with Kidsの夏号で書いています。
こういう重めの話、どう伝えていくべきなんですかね…?
もうすぐ秋号も出ますのでお楽しみに〜!!
きものと連載『のんびり楽しむイラスト服飾史』
服飾史、と聞くと堅苦しく感じる方もいるかもしれませんが、世界と比べてもちょっと独特で面白い、日本ならではの美意識や『なんでそうなった!?』とちょっと驚くようなファッションの進化について、イラストを交えて解説(というほどのものでもない)しています。
今回は夏といえば!で浴衣の話。『下着や部屋着が大躍進!ファッションの主役に躍り出たアイテム』について。
親世代に言わせたら『シュミーズ』呼ばわりの肌着みたいなキャミソールワンピ着てた元コギャルはいらっしゃいますか〜!?
同世代で〜す!!
記事はこちらからご覧ください。
『きものと』でイラストを担当させていただいている記事の中に、一人でできる浴衣の着付けがあります。
できるだけ細かいところが伝わるように丁寧にイラストを描いたので参考にしていただけたら嬉しいです!
こんな感じです。日本の夏にぴったりの浴衣、お祭りじゃなくても楽しめたらいいですよね!
わが家のカブトムシは現在オスとメス1匹ずつ…
つまり恋敵はいないんですけど、いやー同父母の兄妹なんでねーちょっとねー…
1話試し読みはこちらから
コミックDAYSで1話ごとでもお読みいただけます。
ウーマンエキサイト『夫婦・子育ていまむかし』
現代の日本社会では当たり前になっている価値観、概念…
それ、昔の日本の方が進んでたかも…?
子育てやジェンダー、夫婦観など、身近なところから歴史を垣間見るシリーズです。
今回のテーマは『昔の女性はかわいそう?恋を楽しむ歴史上の女性たち』です。
古代から中世までの女性たちは、意外にも現代のイメージとは全然違う、自由で逞しく恋を楽しみ生きていた人たちが実在するんです。
万葉集に多くの歌を残した坂上郎女とか。
平安時代の恋の歌姫、和泉式部とか。
ちょっと意外な女性史、そして現代の結婚観、夫婦の価値観にも…参考にしたい史実もあるんですよ。
ぜひ記事を読んでみてくださいね。
『ワーママたちのRe:START』(完結)
5月25日に最終話となる15話『社会を耕す』が公開されました。
後日談というか、15年後、彼らの子どもたちが将来を考える頃を描いてみました。
未来を予測して描くって難しいですね(笑)
でも、大きくガラッと変わっているというより少しずつ可能性や選択肢を広げている状態なんだろうなぁと思っています。
介護などまだまだこの先も社会の課題となっていることはあるけれど、性別や年齢、国籍に関わらずどんな人でもライフステージを変更したり、キャリアを作り直したりすることが当たり前にできる世の中で合ってほしいなと思います。
そんな思いを込めて描いてきました。
ここまでお読みいただいた皆さま、ありがとうございました!!
15話はこちら
登場人物とストーリーはこちら
コメント
コメント一覧 (4)
もし観てないのならTVerで観られるのでお子様達と観るといいと思います。火垂るの墓よりもリアルな戦争の話が聞けて勉強になると思います。
私は録画もしたのでいつでもまた観られるように消さないでおこうと思いました。
tomekko
がしました
私の祖父は当時15歳で軍事工場で勤労動員中に爆撃を受けた話など今でも話してくれます。
娘たちがその話をしっかり聞けるようになるまで祖父が話せるといいのですが…叶わなかった時は自分が伝えられるようしっかり覚えていたいです。
辛いことは知ろうとしない、考えたくない、耳障りのいい事だけ信じる人たちが多いと感じる世の中、しっかり感覚を研ぎ澄ませて生きていきたいです。
tomekko
がしました
ほんとに戦争なんてない世界であってほしい。
私も小さい頃からおばあちゃんに戦争の話を聞かせてもらえた世代でしたが、今の子供たちにはなかなかそういう機会はないよなあ、と思います。
家族で考えること、話をすること、そういうことも平和に繋がっていくと信じてやっていきたいと改めて思いました。
tomekko
がしました
すでに亡くなっていますが私の父方の祖父は大正11年生まれ、満州出兵→シベリア抑留を経て帰還しました。父には体験談など話していたそうですが孫の私はあまり聞いた覚えがありません。最近になって当時の写真や父が聞いた話などを整理しているところです。今2人の子供がいますが、祖父たちの生きた時代のことを伝えていく、各地にある先の対戦にまつわる記念館などに行ったり、家族で話したりする機会を作ろうと思っています。
tomekko
がしました