こんにちは。

8歳(小3)、4歳(年中)、2歳の男子3兄弟に夫とほぼ男子校な日々を綴っているポンコツ母さん、tomekkoです。

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『飛んで火に入る』製作裏話2回目です。

今日はボツネタを昇華させたいと思います。
当時のネームにざっくりペン入れしてみました。

これは5話から始まった『天下虫武道会』で当初1回戦、鏑木の対戦相手として考えていたものです。

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知ってます?グラントシロカブト。

東南アジアや南米など熱帯地域に多いカブトムシですが、アメリカ出身というちょっと珍しいものもいるんですよね。(無駄に詳しくなった)

ということでちょっと毛色の違うキャラを出したかったんだ…
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初めての本格漫画は本当に学びが多かった。

担当さんが鬼なのではなく(念のため)編集さんたちは良い作品を読者に楽しんでもらうために妥協しないってことですね。

漫画家さんももちろん良い作品、より面白いお話を読者に届けたいのは同じなんだけど、ずっと描いてると視野が狭くなってきちゃったり、思いばかりが先走ってうまく伝わらないものになってしまったりもするから定期的に俯瞰で作品全体をチェックしてくれる編集さんとのタッグが必要なんだなぁ。

ワタシは子育てと他のお仕事もしながらだったのでかなり余裕のある期間を設定してもらってましたが、週刊連載でネームボツったら…どうやって時空を歪めて乗り切るんだろうか…想像もつきません。。。


ちなみにこのネーム、珍しいカブトムシを出したかった以外に、男の子だけじゃなく女の子も出したかったという意図がありました。

先に完結する予定で始まった連載だったのであまり登場人物を増やせなかったんですが、もしこれ通ってたら後々畑山くんと巴ちゃんの赤い実はじけたエピソードなんかも(世代…)あったかもしれないですねー。


最後のコマで紹介しているのは、この連載を通じて知り合えた作家さんたちの作品です。
リエゾンは前回紹介させていただきました。


人の息子(1) (モーニングコミックス)
あのあやの
講談社
2020-03-23




『人の息子』 は里親制度の話。
同じタイミングでベビモフからデビューした同期(と勝手に思ってる)あのあやのさんの作品。 
今はDモーニングで月1連載されています。

一見難しい里親のことを身近に考えさせてくれるので、幅広い層の人に読んでもらいたい…!! 



こちらはモーニング本誌で週刊連載されているリベンセイさんの作品。

地獄の番犬と言われるケルベロスが野良犬になっていて、閻魔大王が拾って翻弄される話です。
最初はケルベロスが可愛いと思って読んでいたのに、いつのまにか振り回される閻魔さんがたまらん可愛くなってきて😂

犬好きな方ぜひぜひ読んでみてほしいですー!!

 
…と、毎回人の漫画を激推ししてしまうんですが…


20日に発売されたワタシの単行本もぜひぜひ読んでください!

徐々にご感想いただいて嬉しく読んでます!
皆さんそれぞれ推しキャラや好きなシーンなどが人それぞれで、琴線はそれぞれなんだなぁ…と面白いです。

我が家の長男は暇さえあれば読んでくれていて「読めば読むほど一回戦のカブキヨが一番カッコいい」と言ってくれました。

連休も遠出できずなんとなく時間を持て余していたら、ぜひ一夏のカブトムシ擬人化物語、読んでみてくださいね。


飛んで火に入る (モーニング KC) [ tomekko ]
飛んで火に入る (モーニング KC) [ tomekko ]


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