インスタライブで紹介した絵本たち②
こんにちは。
9歳(小4)、5歳(年長)、3歳の男子3兄弟に夫とほぼ男子校な日々を綴っているポンコツ母さん、tomekkoです。
前回の記事
さて、引き続きtomekkoが勝手に選ぶ大人が楽しいおすすめ絵本、どんどんいきます。
※ここから紹介する絵本のAmazonリンクを貼っていきますが、中身が著作権の関係上ここで出せないため詳細が知りたい方はどうぞという意味で貼ってます。
特にここから買って欲しいとかでは無いので気兼ねなく、読んでみたいなと思った作品はそれぞれ買いやすいお店やネットからご購入、または図書館で借りてみてください。
【胸にくる系】
これ名作です。ラチという臆病な子が、ちいさなライオンに出会ってライオンの助けを借りながら今まで怖がってチャレンジできなかったことを少しずつ達成していく話です。「ぼくにはライオンがそばにいるから大丈夫」と自信をつけてきたところでライオンはいなくなってしまいます。
ライブでもお話した通り、長男が本当にラチのようで不安に駆られていた頃に読んで、どうしたら長男にちいさなライオンのような存在を見つけてあげられるだろうか…と考えた記憶があります。
でも今思えばきっとこのライオン自体も、ラチが自分で見つけた(作り出した)相棒なんだろうなぁ…
これは以前にも紹介したことのある絵本なんですが、探したら連載でした。
ワニの赤ちゃんを拾って育てたアヒルのお母さん、どんどんワニが大きくなり何でもできるようになった頃、お母さんは忘れっぽくなりできることが減っていき…いつの間にかワニの子がお母さんを支えていく、というお話。
これを子どもと一緒に読むこと自体への賛否はありそう。
でも親にしてみれば、子育ての向こう側に想いを馳せる機会ってなかなか無いですよね。
それは自分の親に対しても同じで。
子として、親としての自分を見つめる作品なのかも。
子どもたちに今何か負担を感じさせたり知って欲しいとは思わないけど、大人がじっくり考えるのには良い絵本なんじゃないでしょうか。
【おしゃれでシュール】
完全大人目線で好きな本たちです。
長靴をはいたねこの原作にあたるものでしょうか。
趣味の合う長年の親友(ねこ好き)からプレゼントしてもらった絵本です。
これもまた、絵の世界観が良いんです。
一見きれい、可愛い、おしゃれな感じがある中で時おりおや?と思うような描写が描かれていてドキッとしたり、ちょっと意味がわかると怖い話、という感じの面白さがあります。
持っているのは洋書の方ですが、長谷川義史さんの絶妙な関西弁訳で一昔前に人気になった絵本かと思います。
これも全体的に目がうつろでシュール可愛い動物たちが描かれていますが、最後は意味がわかるとゾッとする…子どもは、年長さんぐらいから?わかる子にはわかると思います。
同じシリーズで
これもありますね。こちらはお魚版です。
【その他】
意外に喜んだ年齢層が広かった絵本が
山にいる木や雲や風が、じっと動かないいわじいさんをからかうんですが、じいさんの話に耳を傾けてみると、実は地球の始まりから生きてきて、すごい体験をたくさんしていたことがわかる、という話。
三男が大好きな恐竜も出てくるし、動物が好きな次男も喜んでいたし、そして時間の流れ、歴史に興味を持っている長男もなるほどと納得しながら見入っていました。
そして最後に、ライブでも急遽ご紹介した、季節外れですが七夕の絵本。
とにかく水の描写が独創的でこども心にもこんな水の描き方があるなんて…!!と感動した記憶が今でも鮮明に残っています。
だからといっておいそれと真似できない、なんともいえない描き方なんです。
シンプルな絵なんだけど、綺麗で儚くてなんか切ないような、開くたびに不思議な感情が湧いてくる絵本です。
という感じで、長々と個人的に刺さる絵本を紹介してきました。
幼児期を過ぎると徐々に縁遠くなってしまう絵本ですが、ワタシは昔から絵本が好き…というよりは
・綺麗な絵を見るのが好き
・絵を買い集めるほどの財力とスペースは無いので絵本で集めている
・紙の本は資産だと思っている
という理由で絵本をたくさん家に置いているような気がします。
インテリアの一つとして並べていてもよし、時々手に取って綺麗な色や線や優しいことばの世界にどっぷり浸かるのもよし…
でも大人用と思って置いているものが、結構子どもの反応が良かったりもするので わからないもんです。
そしてこどもってどんなに冊数があっても気に入ると何度も同じ本を読んでと持ってくるものですが、時々「あ、こんなんあったっけ!」「へーそれ選ぶんだ!?」と新鮮な気持ちになるような絵本を選んできたりもするところが面白いです。
ということで、是非図書館や本屋さんで、「大人目線」で気になる絵本を選んでみてはいかがでしょう〜?
過去に紹介した絵本の記事はこちらにまとまってます。
<お知らせ>
『ワーママたちのRe:START』(月1回更新)
11月30日に10話『平一家のリスタート』が公開されました。

時にはぶつかり合いながらも歩み寄り、育児や家事を分担できるようになってきた平夫婦。
やっと「家族」で生活を回せるようになり、いよいよ令子もキャリアをリスタートさせることになりました。
時代に合った働き方、そして家族の在り方とは。
続きはこちらからご覧ください。

登場人物とストーリーはこちら
『3兄弟母、ときどき着物』
連載では長男、次男の七五三レポをしています。
記事一覧はこちらから↓

【陽のあたるおやこ】
こちらはおやこ関係を考える漫画。完結済みです。
お時間のある時に1話から読んでみてください。

このお話を描くにあたっての思い↓
そして突然ですが夏が来る前にカブトムシ戦国漫画、お手元にいかがでしょうか?
![飛んで火に入る (モーニング KC) [ tomekko ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/9138/9784065199138.jpg?_ex=128x128)
飛んで火に入る (モーニング KC) [ tomekko ]
コミックDAYSで1話ごとでもお読みいただけます。