マスク源氏物語ー其の八ー
こんにちは。
10歳(小4)、5歳(年長)、3歳の男子3兄弟に夫とほぼ男子校な日々を綴っているポンコツ母さん、tomekkoです。
扇の代わりにマスク生活だったら?の妄想源氏物語シリーズ。
前回は派手好みのプレイボーイ、パリピ頭中将。
最近鎌倉殿の方にハマってしまって描けてなかった。
頭の中将の次は玉鬘・・・と思っていたけど、なんかイメージがつきにくくてちょっと難しかったので
今回は紫の上の源氏との出会いの場面(でマスクをしていたなら)
原文だと
白き衣、山吹などのなれたるを着て
とあります。
なれた、というのは何度も着て馴染んだ柔らかい生地のこと。
これ最初読んだ時に『なれた』着物の感触を思い描いて子どもらしくていいなぁ…と思ったのでした。
というのも、平安時代の絵を見ると分かると思うんですが、妙にカクカクしてません?
百人一首とかでもよく見るやつね。
これは平安後期になるほど流行っていった「強装束」(こわしょうぞく)と言って糊をしっかりつけて生地に張りを出したものなんですよね。
でも源氏物語の頃にはまだそこまでではなかったし、ましてや幼い子が日常に着るものなのできっと柔らかく「なれた」生地だったんだろうなぁ…
と、気持ちの良い衣の感触まで想像するあたりがオタク。。。
というわけできっとマスクも尼君が縫ってくれた布マスクを何度も洗って使っているうちにほわほわに柔らかくなったのを着けていることでしょう。
そしてこんな何も知らない清らかな子を拐ってく光源氏…今なら犯罪ですね。。。
(ていうか物語の中でだってお父さん怒ってたよね)(そんなんばっかり)
長じて、こんな人になる、と。
紫の上って幸せだったのかなぁ。。。
って定期的に考え込んでしまいます。
現代の感覚で見るとどうしても花散里が一番幸せ者って感じがするのよね。わかります?
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